「小田原の魚」小田原の魚ブランド化•消費拡大協議会サイト

事業内容

我々「小田原の魚ブランド化・消費拡大協議会」は小田原の魚をもっと「知って」、「買って」、「食べて」もらおうと、"小田原の魚ブランド化・もっと食べよう!プロジェクト"と題して、以下の事業について取り組みを行っております。

事業概要

ロゴマーク

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事業の目的及び趣旨

  1. 「小田原の魚」は、豊かな森を起源とする河川水と日本三大深湾の一つで、ある相模湾の深層水に由来する豊かな漁場で育ち、「多彩な魚種」、「味の良さ」、「鮮度の良さ(定置網の朝獲れ) 」 がセールスポイントである。さらに、小田原では、古くから蒲鉾、干物等、知名度の高い水産加工品づくりが盛んであり、水産物は地域の生活、文化、経済や食生活において重要な位置を占めている。一方、首都圏100キロ圏内に位置し交通アクセスに恵まれるとともに、日本有数の観光地である富士・箱根・伊豆に隣接していることから、交流人口の増大を目指すうえで圏内屈指といえる条件に恵まれている。
  2. しかしながら、最近では、市民の「小田原の魚」に対する認知度は低く、伝統的な魚食文化は薄れ、魚離れが起きている。また、小田原は、箱根等を目的地とする観光客の通過地点となっており、水産物という「食」の魅力を活かじた観光集客の余地が大きく残されている。
  3. このため、「小田原の魚」の良さと水産加工品をはじめとする城下町の高度なものづくりの技術を活かし、地域住民や観光客をターゲットに、「小田原の魚」の価値を伝え、その可能性を生かしきる取組を進める。具体的には、様々な食シーン・ニーズに対応した「人づくり」、「物づくり」 、「魚食への流れづくり」 を総的に展開し、「小田原の魚」の認知度の向上と消費拡大を図り、もって、地域経済の活性化と健康で豊かな食生活に貢献する。

事業の内容

(1)活動体制
漁業者、水産加工業者、教育機関、給食、商業、行政等の関係者が「小田原の魚ブランド化・消費拡大協議会」の場を通じて連携するとともに、市民ボランティアとの協働を行いながら取組を行う。
(2)ターゲット
主なターゲットを「小田原市民」と「観光客」とし、様々な食シーン(家庭、外食、旅館、観光、食べ歩き等)・ニーズに対応し、「鮮魚から加工品、調理品、外食、給食までのあらゆる商品形態」を対象に、「高評価魚種から未利用・低利用魚種まで」魚種の特徴に応じて総合的に活動を展開し、多彩な「小田原の魚」資源全体を活用する。
(3)取組内容
1.魚食が好きな「人づくり」 、2.食シーンやニーズ、に応じた「物(商品)づくり」、3.様々な食シーンをとらえ、消費につなげる取組:魚食への「流れづくり」を総合的に展開し、着実な消費拡大の実現を目指す。
人をつくる:魚好きにする、好きを広める。(食育・人材育成)
物をつくる:好きになる商品づくり(技術開発・商品開発)
魚食への流れづくり:好きを食べるシーンづくり(販路開拓、魚食拠点・機会づくり、活動継続の仕掛けづくり)

人をつくる
(魚好きにする、好きを広める)

1.食育(魚食普及)
もっと魚に親しみ、魚を料理し食べる市民を増やす。
2.魚消費拡大の市民応援隊の確保
市民による「おさかな応援隊(仮称)」を組織する。生活に根ざしたニーズの掘り起こしと幅広い協働の取組を実施する。
3.小田原の魚の価値を伝えるプロの確保
小田原の魚の価値を、活かし、伝え、売るプロ中のプロ「小田原魚伝道師」を育成する。

物をつくる
(好きになる商品づくり)

1.最高の魚を届ける技術とチェーンの確立
小田原の魚を最高の状態で消費者に提供する技術標準を確立し、関係者に普及する。
2.家で、街で食べたくなる新商品の開発
市民や観光客の食シーンやニーズにマッチした新商品を開発する。

魚食への流れづくり
(好きを食べるシーンづくり)

1.魚食に通じる流れをつくる
魚屋、飲食店、祭りに人が集まり、繰り返し訪れ、街を巡ることによる販売促進を図る。
2.活動継続に向けた仕掛けをつくる
協働による事業活動を永続させるための活動原資や体制構築を検討する。